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「実録 連合赤軍」と小池真理子の本
投稿者:
ミネ
投稿日:2008年 4月 6日(日)21時06分35秒
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編集済
3日に京都で、映画「実録 連合赤軍〜あさま山荘への道程(みち)」を
見てきた。上映時間は190分。凄惨なリンチのシーンも出てくるが、
目を背けてはいけない、そんな映画だった。
あの頃、私は高校生。大学紛争の影響を受け、高校の校門には
いつも立て看があり、アジビラを配る友達もいた。
文化祭のテーマが「IF」だった時に、私のクラスでは
「もし召集令状が来たら」というテーマを決めて、
立川にある米軍基地を撮りに行ったり、駅前で市民に
アンケートをとったりした。
「体制批判」という波の中にいた。
「総括」「自己批判」という言葉が一世を風靡していた。
そして、帰宅後〜〜。
1月ほど前に友人から「読んで感想を聞かせて欲しい」と言われて
預かっていた本がある。小池真理子の『望みは何と訊かれたら』だった。
いつまでも借りているわけにいかないので、昨夜何気なくページを
開いた。テーマがなんと、連合赤軍だった。
リンチによって死んだ仲間を埋めに行くよう命令された女性が、
脱出する話だった。
前半は赤軍派の中の話で、後半は脱出後にかくまってもらった男との
関係が描かれている。
読み始めたら止められなくなって、深夜の4時に読み終えた。
友人は、私が京都で映画を見るなどとは予想もしないで
たまたま本を貸してくれたのだったが、映画と本とのあまりのシンクロに、
驚いた。
私たちが知っている「あさま山荘事件」は、外から見たものだが
映画も本も赤軍派の内部から描かれている。
小池の本の中に、
「時代そのものが生真面目だった。生真面目すぎて、
ものごとの本質から、大きくかけ離れてしまうことにも
気づかなくなるほど、わたしたちは生真面目だった」
と書かれている。
革命を信じていた赤軍派の生真面目すぎて、かたくなな生き方を
軽薄な現代に生きる私たちは、嗤えるのか。
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